作業療法とは!?【横浜市 回復期リハビリ 作業療法士】
2020年01月23日 845 閲覧数こんにちは
本日のブログ担当はリハ科の作業療法士5年目の私が書かせていただきます
5年目になり、作業療法とは何かと考えさせられています
今回は皆様に簡単ではございますが、作業療法の説明を行いたいと思います
テーマは「作業療法とは」
その人なりの、その人らしい生活を「作業」を通じて作っていきます
その人らしい生活って
①基本的動作能力:運動や感覚・知覚、心肺や精神・認知などの心身機能
②応用的動作能力:食事やトイレ、お風呂、家事など、
日常で必要となる活動
③社会的適応能力:地域活動への参加、就労・就学
じゃあ、「作業」ってなに??
☆セルフケア(着替え、トイレ、お風呂など)
☆家事(調理、洗濯、掃除など)
☆仕事(デスクワーク、営業、接客など)
☆余暇(趣味活動、男子会、女子会など)
☆地域活動(ボランティアなど)
人の日常生活に関わるすべての諸活動を「作業」と呼んでます
「作業」は、あなたと社会とをつなぐ「接点」となります
では、 「作業療法」はどんな病気や症状で必要なの
病気やケガ、もしくは、生まれながらに障害がある人など、年令に関係なく、日常生活に支援が必要な方が「作業療法」の対象となります。
例えば:こころとからだでは
こころ-統合失調症、気分(感情)障害…
からだ-脳卒中、脊髄損傷、高次脳機能障害
人生のあらゆるステージで
発達期-脳性麻痺、注意欠陥・多動性障害、ダウン症候群…
高齢期-認知症、骨・関節障害
あなたも「作業療法」を必要とする時が来るかもしてません
朝倉病院の回復期作業療法は何をするの??
回復期作業療法は生活するために必要な能力の獲得を目指して介入しています。
では生活するために機能や能力の改善を図るだけで、充実した生活は送れるの
上記でも説明したとおり、「作業」とは幅が広い
機能や能力を上げるだけでは、生活の質(QOL)はあがりません。
その人らしい作業は十人十色でそれぞれ全然違うものとなります。
私達、作業療法士はその人らしい生活を取り戻すための、サポート役です
「リハビリ」って言葉でひとくくりにする事が多いですが、
作業療法、理学療法、言語聴覚士でそれぞれ役割があり提供させて頂いてます
朝倉病院のリハビリスタッフはより良い、リハを提供出来るよう各自で日々、勉
強会などにも参加しています
ちなみに私は、最近の勉強会で
アクティビティ・インストラクター認定を受けました
遊びからリハビリに繋げられたらと参加して、楽しいリハビリが提供出来るよう
苦戦している毎日です
残暑厳しい日は終わりに近づいていますが、皆さん体調管理に気をつけて
「作業」を楽しんで下さい