リハビリテーションとは、何らかの病気や怪我により、障がいをおわれた患者様に対して、持てる機能を最大限に引き出せるように働きかけます。 当院では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、総勢約40名の体制で、回復期病棟(365日実施)、療養病棟、外来でリハビリテーションを提供させていただいています。 常に地域住民の皆様に満足していただき、個人個人に合わせた生活が実現できるよう一生懸命お手伝いさせていただきます。
理学療法では、運動麻痺、疼痛、筋力低下などの運動障害を持つ方々に対して、運動療法、物理療法、装具療法などを用いて、関節の拘縮の予防や、運動麻痺の改善、筋力強化を行い、日常生活での動作(起きる、座る、立つ、歩く)が少しでも楽になるように取り組んでおります。 また、自宅改修の提案や福祉用具の選定、ご家族への介護方法の指導など、退院後の生活が安全かつ快適に過ごせるように支援させていただいております。
脳血管疾患や整形外科疾患により、身体的、精神的に障がいが生じ、日常生活(食事、排せつ、整容、着替えや入浴など)や生活関連動作(職業、家事、余暇活動など)が十分に行えなくなった方に対して必要な動作や能力の回復をめざします。 方法としては、機能的作業療法・日常生活的作業療法・心理支持的作業療法があり、身体機能面から認知機能面まで幅広く行っています。 また道具を工夫して活動を行うための自助具の提供、福祉用具の導入や生活動作の方法などの環境設定も行っています。生活の質が向上できるよう支援させていただいております。
脳血管疾患では、失語症・高次脳機能障害や構音障害などでコミュニケーションが難しくなる場合があります。 失語症になると、「話す」「聴く」「読む」「書く」という機能が障害され、思ったように話せない、言っていることがわからない、文字が読めない・書けないというような症状がでます。高次脳機能障害では、注意力・集中力や記銘力が低下してやり取りに困ることがあります。ことばのリハビリでは、人によって異なる症状を詳しく検査し、その方にあったリハビリ計画を立て、機能回復へのアプローチをします。 また、舌や唇が麻痺すると思ったように舌や唇が動かせず、呂律が回らなくなることがあります。これが構音障害です。これに対しては、首や顔面、舌の運動を行うとともに、わかりやすい話し方を提示し、発話の明瞭度を上げる訓練をします。 さらに脳血管疾患等で食べたり飲んだりすることが難しくなる摂食・嚥下障害にも対応します。嚥下機能の検査を行い、低下した機能の改善に向けたアプローチを行います。また実際の食事場面を観察し、食形態や姿勢の調整をし、周りのスタッフと連携して安全に食べられるよう、食べる楽しみを取り戻せるよう常に心がけています。
平日 / 8:45~11:30 : 13:00~16:30
土曜日 / 8:45~11:30
休診日 土曜日午後・日曜日・祝日
住所 〒233-0016 神奈川県横浜市港南区下永谷5-81-12
TEL:045-824-0202 FAX:045-825-0300
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